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#11 さざなみと


 

作詞:騎龍・IKKI.F

作曲:IKKI.F

 

 

 

▽原文

▽译文


さざなみと

 

 

終わりを告げる貴方の声が

始まりを紡ぐはずもないのに

生まれては消える彼方の波の様に

きっと貴方も消えないでいて

 

そして今日も風は冷たく

頬を撫でてゆく

溶けぬまま白く落ち葉に変わる

あの夏の残雪が

 

気付いてたはずなのに

知っていたはずなのに

私の心を

 

分かってたはずなのに

覚悟してたはずなのに

忘れてたはずなのに

 

この手で触れた貴方の心

わずかに残ることもないのに

生まれては消える儚い星のように

きっと貴方も輝いていて

 

 

 

そして今日も雲にはとどかず

高いだけの空よ

枯れぬまま散らぬまま

ただ赤く咲き誇る名も知らぬ花達よ

 

許してたはずなのに

受け入れたはずなのに

貴方の心を

 

傷ついたはずなのに

苦しかったはずなのに

覚えてたはずなのに

 

叫びも悲しみも涙でさえも

瞳に映るはずもないのに

生まれては帰る光の波とともに

きっと私も海へ…

 

 

 

別れを告げる灰色の世界

光を浴びて輝き放つ

あの日の雪が今融けたなら

さざなみはまた繰り返す

 

この手に残るあの日の温もりが

私の心を今包み込む

生まれた想いと今羽ばたいてゆく

空の向こうの蒼い世界へ

随着涟漪

 

 

明明宣告终结的你的声音

不可能编织出初始

如同重复着诞生与消逝的彼方海浪

你一定不会消失

 

今天依旧寒风吹拂

拂过我的面颊

那个夏季的残雪不曾消融

化作花白的落叶

 

你分明早已觉察

你分明早已知晓

我的心意

 

我明明早已理解

我明明早已觉悟

我明明早已忘却

 

这只手曾触碰过的你的心

分明并未残存分毫

如同重复着诞生与消逝的孱弱星辰

你一定闪烁着光辉

 

 

 

今天依旧无法触及浮云的

虚高的天空啊

不会枯萎不会凋谢的

始终绽放的成群无名红花啊

 

我明明早已容许

我明明早已接受

你的心意

 

你分明伤痕累累

你分明痛苦不堪

你分明记忆犹新

 

无论是呐喊、悲痛还是泪水

分明都无法映入眼帘

与诞生又回归的光之浪一同

我终将奔赴大海……

 

 

 

宣告离别的灰色世界

沐浴光辉放射光芒

那一天的雪如今能消融的话

便会泛起又一道涟漪

 

这只手中残留的那一天的温暖

如今将我的心紧紧包裹

带着初生的思念自此展翅高飞

去往天空尽头的苍蓝世界